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【VIVANT】スティングの意味|野崎とリュウの作戦の元ネタ

VIVANT最終回の「スティング」の意味を解説する記事のアイキャッチ 創作物(アニメ・映画・漫画・小説考察)

【ネタバレ注意】 『VIVANT』第2シーズン最新話までの内容に触れます。

最終回で、撃たれたはずの野崎が起き上がり、リュウに声をかけました。

「うまくいったな!スティング!」

放送中から、Xでは「スティング」がトレンドに入っています。この「スティング」の元ネタは、1973年の映画『スティング』です。撃ち合いに見せかけて敵をだます、詐欺師たちの映画で、野崎とリュウの作戦そのものでした。

どんな場面だったか

  • 前回の第23話のラストで、リュウは野崎の胸を撃った
  • 最終回で、シンシーを見張り、核融合を手に入れようとしていた中央特務局の人間が正体を現すと、死んだはずの野崎が立ち上がり、相手を一撃で仕留めた
  • 野崎が「うまくいったな!スティング!」と声をかけると、リュウは「はい!ノザキサ~ン」と喜んで抱きついた
  • 野崎は作戦をリュウに伝えるとき、「スティングだよ、スティング」とくり返していた
  • 野崎が助かった仕掛けは、血のりと防弾チョッキだった

映画『スティング』とは(映画の結末に触れます)

1973年公開のアメリカ映画です。ポール・ニューマンが伝説の詐欺師ゴンドーフを、ロバート・レッドフォードが若い詐欺師フッカーを演じました。

2人は仲間を集め、偽の競馬で悪党から大金を巻き上げようとします。最後はFBIの逮捕が迫り、互いに裏切りを疑って撃ち合いになります。ですが、その撃ち合いはフェイクでした。撃たれた2人は立ち上がり、詐欺の成功を祝います。このどんでん返しで知られる作品です。

野崎とリュウの作戦と重なるところ

『スティング』VIVANT
撃ち合いはフェイクで、撃たれた2人は立ち上がるリュウが撃った野崎は、血のりと防弾チョッキで立ち上がった
相手に「勝った」と思わせてから、ひっくり返す中央特務局が正体を現した瞬間、死んだはずの野崎が起き上がった
詐欺師が組んで、時間をかけて仕掛ける野崎とリュウの作戦は、5年前から始まっていた

野崎の「うまくいったな」は、映画のラストで2人が詐欺の成功を祝う場面と、そのまま重なります。リュウが抱きついたのも、あの場面を知っていると、余計に笑えてきます。

「雨にぬれても」も同じ2人の映画

野崎とリュウがカーテンの裏で秘密会議をしていたとき、B.J.トーマスの「雨にぬれても」が流れていました。Xでは、これが『スティング』と同じポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの映画『明日に向かって撃て!』の主題歌だ、と指摘する声が出ています。

ここからは私の読みです。題名は『明日に向かって撃て!』。撃つことが決まっている作戦の会議に、この映画の曲が流れていたことになります。作戦の名前の元ネタと、会議の曲が、同じ2人の俳優の映画で揃っているのは、偶然ではないと思います。

リュウは前にも、古い映画で話していた

第17話で、リュウはシャキ城の座標を解いた経緯を、ヒッチコック監督の映画『引き裂かれたカーテン』に出てくる組織名「パイ」から説明していました。なぜこの作品なのかは、当時は明かされていません。

野崎とリュウは、古い映画を合言葉のように使っていたのかもしれません。秘密会議の場所がカーテンの裏だったのも、そう考えると少しおかしく見えてきます。

まとめ

  • 野崎の「うまくいったな!スティング!」の元ネタは、1973年の映画『スティング』
  • 『スティング』は、撃ち合いに見せかけて悪党をだます詐欺師の映画。撃たれた2人が立ち上がるどんでん返しで知られる
  • 野崎も、血のりと防弾チョッキで撃たれたふりをして、中央特務局が正体を現した瞬間に起き上がった
  • 秘密会議で流れた「雨にぬれても」も、同じ2人の俳優の映画『明日に向かって撃て!』の主題歌だった

VIVANT2 考察シリーズ

野崎は生きていた|リュウが撃った本当の理由

第24話(最終回)考察|野崎生存と薫の違和感

チョウ・ケイシの正体|野球場にいたのはリュウ

リュウはなぜ野崎にキスしようとしたのか

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