【VIVANT2】第5話考察|野崎の裏切りの真相が判明

創作物(アニメ・映画・漫画・小説考察)

【ネタバレ注意】 『VIVANT』第2シーズン第5話(通算15話)および第1シーズンの内容に触れます。

第5話「親愛なる仲間の裏切りの果て、希望の光」。

タイトルの後半が、そのまま答えでした。

前回まで積み上げられてきた「野崎の裏切り」に、この回で決着がつきます。そして最後の最後で、3年間ずっと名前だけだった人物が呼ばれました。

順に整理します。

この回で明らかになったこと

項目内容
野崎裏切っていない。潜入捜査だった
佐野別班に確保され、尋問。真相を明かす側だった
東条ホワイトハッカーとして乃木に協力
チンギス野崎のメモを乃木に渡す
公安シンシーに筒抜けだった
ラスト劉銘軒張競士の名前が出る

① 野崎は、裏切っていなかった

この回の核心です。

別班に身柄を確保された公安部長・佐野が、尋問の場でこう明かします。

野崎も自分も、日本を裏切ってはいない。野崎は今、潜入捜査の任にある。

……そうだと思っていました。

私は別記事で、野崎が裏切り者だとは思えない理由を並べてきました。上原史郎に向けた一言、第1シーズンの行動、そして「行き詰まったらチンギスを頼れ」という言葉。

当たりました。 正直、ほっとしています。

ただし、まだ何も終わっていません

気をつけたいのは、分かったのは「裏切っていない」ということだけだという点です。

  • なぜ別班員5人を売ったのか
  • なぜ味方にも黙っていたのか
  • 潜入して、何をしようとしているのか

どれも、まだ答えが出ていません。

② 乃木が絞った、3人

野崎の逃亡先を追うため、乃木は野崎を知る3人にターゲットを絞ります。

東条(警視庁サイバー対策課)、佐野(公安部長)、そしてチンギス(バルカ警察)。

東条は、あっさり落ちた

乃木を誘導しようとした東条ですが、尋問はあっけなく終わります。 そしてホワイトハッカーとして乃木に協力する側に回りました。

第14話で見せた狼狽のとおり、やはり絵を描ける人間ではなかったわけです。

東条については裏切り者は東条かに答え合わせを書いています。

佐野は、明かす側だった

疑われていた佐野が、真相を語る役でした。

第14話の時点で「佐野は野崎の裏切りを知っていた」ことは示されていました。知っていて黙っていたのは、共犯だからではなく、任務だったから——そう繋がります。

チンギスは、味方だった

第1シーズンの頼れる男が帰ってきました。野崎から預かっていたメモを乃木に渡します。

野崎は第1話(通算11話)の時点で、乃木に行き詰まったらチンギスに相談しろという趣旨のことを伝えていました。

その通りになりました。 野崎は最初から、この日のために置いていたわけです。

③ 公安は、シンシーに筒抜けだった

地味ですが、かなり重い事実です。

公安が設置していたカメラの内部に、さらにシンシーの小型カメラが仕込まれていました。

つまり——公安の動きは、ずっと敵に見られていた。

ここで、第13話が繋がります

思い出してください。第13話で、野崎は自分の携帯を使わず、和久井のものを借りて電話をかけました。そして、その場面が監視カメラに残っていた。

私は以前、「用心の方向がちぐはぐだ」と書きました。自分の携帯は避けたのに、借りる場面は撮られている、と。

答えが出ました。 野崎はカメラに見られていることを知っていたのです。

だから——あれは失敗ではなく、見せるための行動だった可能性が出てきます。

④ ラストで、名前が呼ばれた

そして、この回の締めです。

佐野は5年前の話を始めます。野崎が北京の日本大使館にリエゾンとして駐在していた頃、その下に二人のエージェントがいた、と。

  • 劉銘軒(リュウ・ミンシュエン)
  • 張競士(チョウ・ケイシ)

ここで本編が終わります。

劉銘軒(リュウ・ミンシュエン)は、第1シーズンで名前だけが語られた人物です。野崎が「自分の唯一の失敗」と呼んだ後輩。番組は第2シーズンのキーマンだと説明していました。

3年越しで、動き出しました。

そして張競士は、ここで初めて出た名前です。もう一人いたという事実だけが、置かれました。

劉銘軒についてはリュウ・ミンシュエンとは誰かにまとめています。

次回・第16話(8月30日)

野崎の「もう一つの任務」と、5年前の物語が描かれます。

つまり——この物語の始まりが、5年前の北京にあるということです。

一人が死に、もう一人がどうなったのか。 そこから、いまのシンシーへ繋がるはずです。

まとめ

  • 野崎は裏切っていなかった。潜入捜査だった(佐野が明言)
  • ただしなぜ別班員5人を売ったのか目的は何かは未回収
  • 東条はあっさり落ち、ホワイトハッカーとして協力する側へ
  • 佐野は共犯ではなく、真相を明かす側だった
  • チンギスは味方。野崎から預かったメモを渡す
  • 公安はシンシーに筒抜けだった。カメラの中にカメラが仕込まれていた
  • 第13話の「用心のちぐはぐさ」は、見られていると知っていたからとも読める
  • ★ラストで劉銘軒張競士の名前。5年前の北京が始まりだった

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