PR

【VIVANT2】アリは裏切り者なのか|疑われる4つの理由

裏切り者はアリか 創作物(アニメ・映画・漫画・小説考察)

【ネタバレ注意】 『VIVANT』第2シーズン最新話までの内容に触れます。

後半戦の予告で、ノコルが言いました。「裏切り者は必ず現れる」。

そこから一気に広がったのが、アリが裏切り者ではないかという説です。公式Xの投稿や集合写真まで材料にされて、かなり盛り上がっています。

先に、この記事の結論を書いておきます。

アリが今、自分から裏切っている可能性は低いと思います。 ですが、第19話を見て、アリが「裏切らされる」かもしれない条件は揃い始めたとも感じました。順に整理します。

先に結論

アリとはテントの人間。第1シーズンで家族を人質に取られ、テントの情報を明かした過去がある
疑われる理由ジャミーンへの過剰な反応/長野の名刺/パスポートを預かった/集合写真にいない
打ち消す材料アリがつながっているなら、シンシーは野崎を拷問する必要がない ほか
「裏切り者は必ず現れる」第19話で、買収した村人の中から出る裏切り者を想定した言葉だったと分かった
当ブログの見立て★今は裏切っていない。だが、シンシーがアリの家族にたどり着けば話は変わる

アリとは誰か

演じているのは山中崇さんです。

アリはテントの人間です。第1シーズンで、乃木に家族を人質に取られ、テントの情報を明かしました。ここから「一度裏切った男」として見られています。

ただ、乃木はアリを許しています。 第2シーズンでも、アリは乃木とつながっています。

第2シーズンでのアリの主な場面は、こうです。

いつ何があったか
第12話乃木がキプロスでアリを捕らえる
第12話アリは新庄をテントのモニターに引き入れた人物だと分かる
第12話乃木が「ノコルの力になってほしい」と頼む。アリは素直には受けない
第12話アリが乃木の中のFに気づき、「本当の乃木さんはどちらですか」と聞く
第18話乃木がアリに長野専務の名刺を渡す

新庄がテントのモニターになった経緯は新庄は生きているのかでも触れています。

アリが疑われる4つの理由

ネットで挙がっている根拠を、場面ごとに並べます。

場面疑われる理由
①第12話乃木がパスポートとクレジットカードをアリに預ける。アリはジャミーンが乃木の家にいると知る、数少ない人物になった
②第12話アリが、ジャミーンがバルカに戻ることを極端に恐れる
③第18話長野の名刺を見て、すぐに「長野専務」と読んだ。肩書きは小さな文字で「代表取締役専務執行役員」とある。前から知っていたのでは
④第18話のあと公式が出した奪還作戦のメンバーの集合写真に、アリだけいない

いちばん引っかかるのは②だと思います。

なぜアリは、ジャミーンがバルカに戻ることをそこまで恐れたのか。 シンシーがジャミーンを狙っていることを、知っていたのではないか。そう読めるからです。

③も、言われてみれば不自然です。ただ、乃木はわざわざ長野の名刺をアリに渡しているのです。乃木が「この人につなげ」という意味で渡したなら、アリが名前をすぐ確かめたのは自然な反応とも読めます。それにアリは賢く、知識も豊富です。専務と読めてもおかしくありません。

④は、キャストの都合や撮影の都合でもありえます。根拠としては一番弱いと思います。

打ち消す材料も、同じだけある

ここが大事なところです。疑う材料と同じだけ、アリではないと読める材料もあります。

打ち消す材料
①★アリがシンシーとつながっているなら、シンシーは野崎を拷問してまでテントの情報を聞き出す必要がない
②シンシーは7年たっても、プリシャにたどり着けていない。テントの中に情報を流す人間がいれば、とっくに見つけているはず
③アリはベキを慕っていた
④★第19話で、「裏切り者は必ず現れる」の中身が見えた(次の項目)

①は、かなり強い反論です。シンシーは第19話でも、捕らえた別班員を「1日1人ずつ殺す」と脅してまで、テントの情報を吐かせようとしています。中に協力者がいるなら、こんなことをする必要はありません。

「裏切り者は必ず現れる」は、誰のことだったのか

第19話で、ノコルはシャキ城の手前にあるオルコ村を、お金で抱き込みにいきました。総額は1500万ドルと言われています。

ただし、ノコルは「お金で買った相手は、必ず裏切る」ことを前提にしていました。

実際に、村の中でタキとコスの2人だけが反対し続け、最後は無理やりお金を握らされています。ノコルたちは、村の外へ報告に走る者が出たら狙撃する準備までしていました。

つまり「裏切り者は必ず現れる」は、買収した村人の中から裏切り者が出ることを見越した言葉だったと読めます。

予告の一言が、アリ説の一番の燃料でした。 その中身が別のところにあったと分かった以上、アリ説はかなり弱まったと思います。

★それでも、アリが危ないと思う理由

ここからが、この記事でいちばん書きたかったことです。

アリは今、裏切っていないと思います。ですが、第19話で、アリの立場ははっきり危うくなりました。

野崎が、アリの名前を出した

リュウの尋問を受けた野崎は、ベキやアリの名前を口にしています。 一方で、ノコルの名前は出していません。

テントの情報を欲しがっているシンシーは、次にアリを探すはずです。

シンシーは「家族」を狙う

第19話で、シンシーがやったことを思い出してください。

捕らえた別班員が口を割らないと分かると、シンシーは日本にいる家族を狙いました。 配送員を装って、黒須の実家に押し入ろうとしたのです。(特殊作戦群の隊員が待ち構えていて、失敗しています)

そして、アリが一度目に口を割ったのは

第1シーズンで、アリがテントの情報を明かしたのは、家族を人質に取られたときでした。

並べると、こうなります。

アリの弱点★家族。第1シーズンで実際にそこを突かれて口を割った
シンシーのやり方口を割らない相手には、家族を狙う
今の状況野崎の口から、アリの名前がシンシーに渡った

アリは裏切り者ではありません。 ですが、シンシーがアリの家族にたどり着いたら、アリは一度目とまったく同じ形で追い込まれます。

「2度目の裏切り」があるとしたら、それはアリが自分で選ぶ裏切りではなく、選ばされる裏切りだと思います。

同じ構図は、太田梨歩が怪しい理由|眠らないハッカーでも書きました。太田は、捕らわれている黒須という弱みを抱えています。

第1シーズンで、アリが家族を人質に取られる場面があります。見返すなら、第1シーズンはAmazonプライム・ビデオでも見放題です(第2シーズンはU-NEXTの独占配信で、Amazonにはありません)。

なぜ野崎は、アリの名前を出したのか

ここは読みが分かれます。

読み
A拷問と飢えで、耐えきれなかった
Bアリは見つからない場所にいる、守られていると知っていて、あえて出した
Cリュウと通じていて、ハンに聞かせるための答えだった

ノコルの名前だけは守ったことを考えると、私はAだけではないと思います。野崎は、何を出して何を守るかを選んでいる。BかCのほうが、この人らしい。

リュウと野崎の関係は野崎とリュウは通じ合っている?で整理しています。

「アリはタイランとつながっている」説について

もう一つ、こんな説も出ています。

アリは、ジャミーンがエリシャの娘プリシャだと知っていた。 だからバルカに戻ることを恐れた。そしてそれを知っていたのは、情報ブローカーのタイランとつながっているからではないか。

第19話で、7年前にテントがタイランのアジトを襲ったのは、タイランと敵対する組織から頼まれたからだと語られています。その段階で、アリが何かを知った可能性はあります。

ただ、ここには壁があります。 アリがそこまで知っていたなら、テントの中で共有していたはずです。そしてノコルは、第17話の時点で核融合の話をまったく知りませんでした。

私は、この説はまだ材料が足りないと見ています。

プリシャについてはプリシャ・ママドフとは|正体とジャミーン説にまとめています。

まとめ

今回は巷で話題となっている、アリが裏切り者説についてまとめてみました。

  • アリは第1シーズンで家族を人質に取られ、テントの情報を明かした過去がある
  • 疑われる理由は4つ:ジャミーンへの過剰な反応/長野の名刺/パスポート/集合写真
  • 打ち消す材料も4つ:★アリがつながっているなら、シンシーは野崎を拷問する必要がない ほか
  • ★「裏切り者は必ず現れる」は、買収した村人の中の裏切り者を見越した言葉だった
  • ★野崎がアリの名前をシンシーに出した。シンシーは口を割らない相手の家族を狙う
  • ★アリは裏切り者ではない。だが、一度目と同じ形で「裏切らされる」条件は揃い始めている

VIVANT2 関連記事 まとめ

全体

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

第9話

コメント

タイトルとURLをコピーしました