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【VIVANT】チョウ・ケイシは生きている?|隠し球の意味

VIVANTのチョウ・ケイシの生死と隠し球の意味を考える記事のアイキャッチ 創作物(アニメ・映画・漫画・小説考察)

【ネタバレ注意】 『VIVANT』第2シーズン最新話までの内容に触れます。

チョウ・ケイシは、本当に死んだのでしょうか。

11月2日の『ラヴィット!』に、チョッキー役のオーム・タナパックさんとドラム役の富栄ドラムさんが生出演しました。最終回までに見返すべき場面を聞かれて流れたのが、第16話の、野崎とチョウ・ケイシの再会です。スタジオからは「また出てくるの!?」という声が上がりました。

私は生きている可能性のほうが高いのではと見ています。死んだという話は、リュウの口からしか出ていないからです。そしてこの場面には、生死よりも大事かもしれない台詞があります。

ラヴィットで示されたこと

  • チョッキーは「最初から全部見てほしい」と話したうえで、VIVANTチームからもらったVTRを紹介した
  • 流れたのは第16話の、野崎とチョウ・ケイシが日本で再会する場面
  • 川島明さんは「このシーンだけ。これ以上は言えない。最終回に繋がるかもしれない」と話した

番組が示したのは場面だけです。チョウが生きているとも、隠し球が伏線だとも言っていません。ここから先は、見ている側の読みになります。

チョウ・ケイシとは

チョウ・ケイシ(張競士)は、高橋光臣さんが演じる人物です。2018年の北京で、リュウ・ミンシュエンと並んで野崎の下で動いていたエージェントでした。2人とも日本生まれ、日本育ちです。

野崎は証拠のないまま、勘でチョウをダブルエージェントだと疑い、大事なことはリュウにだけ伝えていました。その勘は当たっていて、チョウはシンシーに情報を流していました。

野球場で何が語られたのか

野崎が帰国して1か月後、チョウが姿を現します。野崎が話す場所に選んだのは、夜の野球場でした。周りに人がいなくて高いビルもなく、マイクで音を拾われないからです。

野崎は「中国公安部だと踏んでいたが、シンシーだったとはな」と突きつけます。チョウは認めたうえで、こう続けます。

  • リュウを救うために傭兵を雇い、深々と頭を下げた野崎に「深い愛情」を感じた
  • 日本を陥れるために情報を渡してきたが、もうこれ以上はできない
  • ハンが手を組もうと言った「その誘い、乗ってください」

そう言って、エリシャとハンの写真を見せます。野崎のシンシーへの潜入は、この夜から動き出しました。

生きていると見る理由

死んだという話は、リュウの言葉だけ

チョウの死が語られるのは、同じ第16話の終わりです。シンシーで野崎の前に現れたリュウが、こう言います。

「チョウは私に伝えてくれと伝言を残し、射殺されたそうです」

「そうです」という伝聞で、遺体も現場も映っていません。あらすじを読んだ範囲では、ほかの誰かが語った場面も見つかりませんでした。リュウはその直前に「殺したのは私ではありませんよ」とも断っています。

しかも話しているのは、日本に自分の死を伝えさせて生き延びた本人です。自分の死を偽装した人の口からしか、チョウの死は語られていません。

写真や遺体があっても、生きていた

この作品で「死んだ」とされた人を並べてみます。

人物死の見せ方結果
リュウ殺された姿が野崎に送られてきた生きていた
新庄遺体が日本へ運ばれた生きていた(遺体の顔はマスク)
エリシャシリアで遺体が見つかった生きていた
ベキ乃木に撃たれた生きていた
ドラム6発撃たれて埋められた生きていた
和田拷問の場面が続き、第20話であらためて描かれた亡くなった
チョウリュウが「射殺されたそうです」と言っただけまだ分からない

写真や遺体まであった人でさえ、生きていました。亡くなった和田は、念を押すように描かれています。チョウの死には、そのどちらもありません。

番組がこの場面を選んだ

第16話には、リュウが生きていたという大きな場面があります。それでも最終回の前に流れたのは、チョウのほうでした。

シャキ城を知らせたのは誰かでも、私は死んだと言われただけの人としてチョウを候補に挙げていました。今回の場面で、その見方は少し強くなったと思います。

隠し球の意味

日刊スポーツによると、2人が話す球場の試合では、チームが隠し球で走者をアウトにしています。隠し球は、ボールを持っていないふりをして、走者が塁を離れた瞬間にタッチする手です。Xには「野崎さんにとっての隠し球」「チョウが裏で動いている」といった声が出ています。

私もこの読みに惹かれます。第23話の終わりと形が同じだからです。タイランは別班をシンシーに売り、乃木と黒須は拘束され、ハンとタイランは勝ったと思っている。塁を離れた走者は、今のこの人たちです。

そして、死んだことになっている人は敵の計算に入っていません。死んだことにしておくこと自体が、ボールを持っていないふりです。

野崎はこれまで、ベキやドラムで「撃たれる、死んだことになる、外へ運び出される」という形に関わってきました。チョウが生きているなら、その最初の1人だったのかもしれません。野球場で「逃げてきたんだろ?」「安全だ、安心しろ」と声をかけたのも、野崎です。

生きているなら、何をするのか

未回収のものが2つ埋まります。

  • シャキ城を知らせた人:別班員の居場所を野崎に知らせた人物は、まだ明かされていません。シンシーの内情を知る人でないと難しい話で、チョウはハンがエリシャに半年で10回以上会っていたことまでつかんでいました
  • 撃たれた野崎を助ける人:野崎の記事で、私はリュウが外して撃ったと読みましたが、弱点は助ける人が見当たらないことでした。ドラムのときはチンギスがいました。乃木も黒須も拘束されている今、敵の計算に入っていない人がいれば話が変わります

本当のヒントは、別の台詞かもしれない

私がいちばん気になったのは、生死ではありません。あの夜、チョウは野崎にこう言っています。

「野崎さん、核融合技術は1国が独占すべきものではありません。他国と協調できる国が主導し、国連を通じて正しく共有しなければ、世界はとんでもないことになります」

野崎の答えは「その意見には同意する」でした。

今の争いは、シンシーと別班のどちらがエリシャのディスクを手に入れるか、に見えます。ですが野崎は5年前の時点で、どこか1国のものにしない道に同意しています。「他国と協調できる国」が日本を指すのなら、公安がここまで動いてきた理由にもなります。プリシャと再会すれば世界は大きく乱れる、という趣旨のエリシャの言葉ともつながります。

ディスクの行き先は、日本でも中国でもなく「共有」なのかもしれません。 最終回の前に見返す場面が、物語の終わり方を先に言っていた、という形です。

ディスクについてはディスクの隠し場所はどこ?|本命は奥の蔵、結末については最終回はどう終わる?|残る謎と結末の予想に書いています。

「愛に生きた男」は2人かもしれない

第16話の副題は「愛に生きた男の真実」でした。私は野崎の記事でリュウのこととして書きましたが、野崎の姿に「深い愛情」を感じて向きを変えたのは、チョウも同じです。

あの回で描かれたのは、野崎に動かされた男が2人いた、という話だったのかもしれません。

懸念点

  • 番組は隠し球に触れていません:球場の試合に注目したのは、視聴者と日刊スポーツです。作り手の意図かどうかは分かりません
  • 宣伝の面もあります:「最終回に繋がるかもしれない」は、見返してもらうための言葉かもしれません
  • 逆の隠し球もありえます:チョウがまだハンの側にいたなら、「その誘い、乗ってください」は野崎をシンシーへ引き込むための芝居です。その場合、ボールを隠していたのはハンで、塁を離れていたのは野崎になります
  • 最終回は1話だけです:今から出てきて何ができるのか、という問題は残ります

まとめ

  • ラヴィットで示されたのは第16話の再会場面だけ。生死も隠し球も、番組は言っていない
  • チョウの死は、リュウの「射殺されたそうです」だけ。私は生きている可能性のほうが高いと見る
  • 隠し球は、死んだことにして敵の計算から外れている状態と重なる
  • 生きていれば、シャキ城を知らせた人と、野崎を助ける人の候補になる
  • 本当のヒントは「1国が独占すべきものではありません」かもしれない
  • ただし、チョウがまだハンの側だった可能性もある

第16話は第2シーズンなので、見返すならU-NEXTです(第2シーズンの見放題はU-NEXTの独占配信です)。

VIVANT2 考察シリーズ

野崎は死んだのか|リュウが撃った理由を考える

リュウは味方なのか|ドラムへの6発と野崎のメール

シャキ城を知らせたのは誰か|候補を絞る

最終回はどう終わる?|残る謎と結末の予想

VIVANT2 関連記事 まとめ

全体

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

第9話

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第12話

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