PR

【VIVANT2】ノアの方舟とは|予告の3冊の本が示すもの

ノアの方舟とは 創作物(アニメ・映画・漫画・小説考察)

【ネタバレ注意】 『VIVANT』第2シーズン最新話までの内容に触れます。

第22話の予告の最後に、3冊の本が映りました。

  • 『ノアの方舟』
  • 『ノアの羅針盤』
  • 『ノア最後の航海記』

そのそばには、乃木の姿があります。

「なぜここでノアの方舟?」と思った人も多いと思います。ですが、この言葉は突然出てきたものではありません。第2シーズンの初回から、ずっと物語の底にありました。

先に結論

ノアの方舟とは旧約聖書の物語。大洪水の中で、選ばれた者だけが方舟で生き残る
VIVANTでは★第11話から出ていた。別班員5人の拉致先は、方舟が流れ着いたアララト山から半径1000キロ
ベキとの関係★乃木が方舟の話をすると、ノコルは「父さんと一緒だな」
予告とのつながり★櫻井「やつらはジャミーン以外抹殺するでしょう」=選ばれた1人だけが残る構図
もう一つの手がかり洪水のあと、神とノアは約束を交わす。予告の乃木「その誓いがあって話せなかったのか…」

そもそも「ノアの方舟」とは

旧約聖書の『創世記』に出てくる物語です。「ノアの箱舟」と書かれることもあります。

  1. 神は、地上に悪がはびこっているのを見て、大洪水ですべてを滅ぼすことを決める
  2. ただ一人、正しい人だったノアにだけ、方舟を造るよう命じる
  3. ノアは家族と、動物のつがいを方舟に乗せる
  4. 大洪水が起き、方舟の外のものはすべて滅びる
  5. 水が引くと、方舟はアララト山に流れ着く
  6. 神は「二度と洪水で地を滅ぼさない」とノアに約束する(その印が虹)

「悪を見て裁く」「正しい者だけを選ぶ」「選ばれた者だけが生き残る」「そのあとに約束が交わされる」。 この4つを覚えておくと、VIVANTとのつながりが見えてきます。

★VIVANTでは、初回から出ていた

第11話(第2シーズンの初回)を思い出してください。

拉致された別班員5人は、アゼルバイジャン、イスラエル、ジョージア、トルクメニスタン、キプロスの5か国に運ばれていました。

乃木はこう説明しています。「アール山を中心に、半径1000キロ圏内の空港だ」。

アール山の、またの名はアララト山。ノアの方舟が流れ着いたとされる山です。

そして乃木は、大学時代からノアの方舟の伝説に興味があったと話します。それを聞いたノコルの返事が、これでした。

「父さんと一緒だな…」

乃木が「奥出雲の実家で…」と続けかけたところで、ノコルは話を遮っています。

ノアの方舟は、乃木だけでなく、父のノゴーン・ベキが惹かれていたものでもある。 第2シーズンは、そこから始まっていたのです。

予告の3冊が示すもの:4つの読み

① 方舟に乗れるのは、選ばれた者だけ

予告で、別班の櫻井はこう言っています。

「やつらはジャミーン以外抹殺するでしょう それも我が国日本で」

シンシーにとって必要なのはジャミーンだけ。そのほかは消す。選ばれた1人だけが方舟に乗り、残りは洪水に呑まれる。 ノアの方舟と同じ形です。

いいえ、ノアの方舟に乗る人物を決めるのは善悪の判断を付けられるジャミーンなのかもしれません。

② 「誰を乗せるか」を決める目

ノアが選ばれたのは、正しい人だったからです。神は地上の悪を見て、誰を残すかを決めました。

ジャミーンには、人の善悪を見抜く力があります。 第17話では、100人以上の写真から犯罪者を一人も間違えずに見分けました。

そして、ジャミーン(プリシャ)は、核融合の技術を持つエリシャの娘です。エリシャは「娘に会えない限り何も喋らない」と言っています。

技術という方舟に、誰を乗せるのか。その鍵を握っているのが、ジャミーンなのかもしれません。 予告の「すべてのカギを握るのは“奇跡の少女”」という言葉とも重なります。

ジャミーンとプリシャについてはプリシャ・ママドフとはにまとめています。

③ 洪水のあとの「約束」

ノアの物語は、洪水で終わりません。最後に、神とノアが約束を交わします。

そして予告で、乃木はこう言っています。

「その誓いがあって話せなかったのか…」

誰の、どんな誓いなのかは分かりません。ですが、ノアの本と一緒に「誓い」という言葉が出てくるのは、偶然には見えません。

第21話で、チンギスは脱出のバスの中で、携帯を見て乃木に何かを言いかけ、飲み込みました。 話せなかった理由が「誓い」だったとしたら——。チンギスは、ベキが作った孤児院で育った人間です。

第21話のチンギスについては第21話考察|チンギス再登場と囮の決断に書きました。

④ 「羅針盤」と「最後の航海記」は、聖書にない

聖書のノアの物語には、羅針盤も、航海記も出てきません。 方舟はただ水に浮かび、流れ着いただけです。

つまり残りの2冊は、作中のために用意された本の可能性が高いと思います。

  • 羅針盤:進む方向を示すもの
  • 最後の航海記:旅の終わりの記録

残りは3話。「最後の航海」という言葉は、最終回に向けた予告にも見えます。

ベキの影

もう一つ、気になることがあります。

ノアの方舟は、ベキが惹かれていたものでした。その本が、予告で乃木のそばに映っている。

乃木がベキの何かに触れようとしているのか。それとも、ベキ本人がまた姿を見せるのか。 どちらにしても、第22話はベキにつながる回になりそうです。

ベキについてはベキは生きているのかで考えています。

余談:実在した「ノアの作戦」

考察系のYouTuberが、1969年にイスラエルが実行した「ノア作戦」との一致を指摘しています。フランスの港から5隻の艦艇を持ち出した作戦で、「5隻」と「別班員5人」が重なる、という話です。

制作側の意図かどうかは分かりません。ですが、拉致先の5か国にはイスラエルも入っています。 小ネタとして覚えておくと、少し楽しくなります。

まとめ

  • 第22話の予告に、『ノアの方舟』『ノアの羅針盤』『ノア最後の航海記』の3冊が映った
  • ノアの方舟は、大洪水の中で、選ばれた者だけが生き残る旧約聖書の物語
  • ★VIVANTでは第11話から出ていた。別班員の拉致先はアララト山から半径1000キロ
  • ★ノコル「父さんと一緒だな」。ベキもノアの方舟に惹かれていた
  • ★櫻井「ジャミーン以外抹殺」=選ばれた1人だけが残る構図。薫は方舟に乗れない側にいる
  • ★洪水のあとの約束 ↔ 乃木「その誓いがあって話せなかったのか…」
  • 「羅針盤」「最後の航海記」は聖書にない。最終回に向けた言葉にも見える

VIVANT2 関連記事 まとめ

全体

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

第9話

第10話

第11話

コメント

タイトルとURLをコピーしました