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【VIVANT2】第24話(最終回)考察|野崎生存と薫の違和感

VIVANT第2シーズン最終回の考察記事のアイキャッチ 創作物(アニメ・映画・漫画・小説考察)

【ネタバレ注意】 『VIVANT』第2シーズン最新話までの内容に触れます。

第2シーズンが終わりました。

前回、撃たれた野崎は生きていて、やはりリュウはずっと野崎側にいました。

そして実は5年前から続いていた2人の作戦が明かされ、謎の多くはきれいに回収されています。

それなのに、見終わったあとに残ったのは、すっきりした気持ちより「何かおかしい」という感覚でした。堺雅人さんも放送のあとに「何か違和感を覚えませんでしたか?」と話し、12月4日公開の映画を発表しています。

この記事では、最終回で起きたこと、これまでの読みの答え合わせ、そして映画へ持ち越された違和感を整理します。

最終回で起きたこと

  • タイラン邸で、タイランの部下が突然タイランを撃ち、ハン・リンシンにも銃を向けた。部下たちは中国の中央特務局などの人間だった
  • 30年間タイランのもとに潜伏していた中央特務局の監視役・胡が、タイランとハンを立て続けに撃った
  • 撃たれたはずの野崎が起き上がり、リュウから密かに渡されていた銃で、中央特務局の人間と、タイランの部下に扮していたロシアの諜報員を制圧した。胡を撃ったのも野崎だった
  • 野崎が助かった仕掛けは、血のりと防弾チョッキだった。野崎はリュウに「うまくいったな!スティング!」と声をかけ、リュウは「はい!ノザキサ~ン」と抱きついた
  • 野崎とリュウの作戦は、5年前から始まっていた。第16話で佐野は「北京から戻った野崎の前にチョウ・ケイシが現れた」と話していたが、実際に現れたのはリュウだった。乃木はこの嘘に薄々気づいていた
  • リュウはシンシーの諜報員でありながら、野崎への思いを失っていなかった。シャキ城から200人の兵士を移し、ドラムを火薬の量を減らした22口径の銃で撃って脱出させ、チンギスにアジトの場所を伝えていた
  • リュウも生きていた。乃木が、死なないように撃った
  • 核融合のデータが入ったディスクは、アド砂漠の洞窟の鍾乳洞にあった。乃木たちは、乃木の母・明美の墓にあると見当をつけて、ラクダで砂漠へ向かった
  • 核融合のデータは別班が手に入れた。データの入ったSDカードは、乃木が金庫にしまった
  • 乃木はベキの前で、薫との結婚を宣言した
  • シンシーの狙いは、乃木たちの存在を明らかにして、文民統制の効かない別班を世に知らしめ、解体させることだった
  • これまで野崎に懐かなかったジャミーンが、初めて野崎に笑顔を見せ、抱きついた
  • 野崎は「しかしロシアの諜報員がいたってのは、ちょっと気になるな」と言い残した
  • 冒頭と最後に、暴力や国家間の対立を助長する意図はない、という趣旨のテロップが出た
  • ラストでは、乃木にすがるジャミーンを薫が強引に連れ出そうとし、薫の新たな顔がのぞいた。別班の招集の合図である赤い饅頭(別班饅頭)も、神田明神の祠に供えられた
  • 放送のあと、完全新作の映画『VIVANT』が12月4日に公開されると発表された

「スティング」の意味はスティングの意味|野崎とリュウの作戦の元ネタに書きました。

5年前から、2人は組んでいた

最終回でいちばん大きかったのは、野崎とリュウの関係です。

第16話で、私たちは「死んだはずの部下リュウが、5年後にシンシーの人間として現れた」と受け取りました。ですが、作戦はその5年前から動いていました。北京から戻った野崎の前に現れたのは、チョウ・ケイシではなくリュウです。

あの野球場の場面は、裏切りの始まりではなく、2人の作戦の始まりでした。

だから第21話の1時間の人払いも、第22話のドラムへの6発も、第23話の胸への一発も、全部同じ線の上にあります。殺したように見せて、外へ出す。リュウはそれを最後までやり通しました。

リュウについてはリュウは味方だった|5年前から野崎と組んでいたに、野崎については野崎は生きていた|リュウが撃った本当の理由に書いてきました。

これまでの読みの答え合わせ

当ブログの読み結果
野崎は生きている。撃つのがリュウなら外せる当たり
防弾チョッキと血のりの伏線(野崎の記事)当たり
リュウは味方なのか当たり。シンシーの諜報員のまま、野崎のために動いていた
ドラムへの6発は、殺さない撃ち方当たり。火薬の量を減らした銃だった
ジャミーンが反応するのは、表と裏が違う人当たり寄り。表と裏がそろった野崎に、初めて笑った
チョウ・ケイシは生きている。隠し球はチョウ外れ。現れていたのはリュウだった
映画化はある。12月4日のままかは半々当たり
薫はただの良い人まだ分からない。ラストで新たな顔が見えた
ディスクの本命は乃木家の奥の蔵外れ。アド砂漠の洞窟の鍾乳洞だった

外れたチョウの記事にも、1つだけ残るものがあります。「死んだことにされた人は、敵の計算に入っていない。それ自体が隠し球だ」と書きました。その隠し球はチョウではなく、5年前に死んだことになっていたリュウでした。

新しく出てきた名前:胡と中央特務局

最終回で、新しい名前が2つ出てきました。

胡は、30年間タイランのもとに潜伏していた監視役です。ネットでは、前回から「ウンパルンパに似ている」と話題になっていた部下が豹変したことに驚く声が上がっていました。

中央特務局は、その胡が属していた組織です。報道では「中国の中央特務局」と書かれていますが、どういう組織なのかの説明は、まだ見当たりません。シンシーとは別に、中国の側にもう1つ、30年かけてタイランを見張っていた組織があったことになります。

映画へ持ち越された違和感

堺雅人さんの言う「違和感」が何なのかは、まだ分かりません。私が引っかかったのは、次の5つです。

  • 薫:ラストで、乃木にすがるジャミーンを強引に連れ出そうとした。ジャミーンは最後に乃木へ助けを求めようとしていたようにも見えた
  • ロシア:タイランの部下に、ロシアの諜報員が扮していた。野崎も「ちょっと気になるな」と言っている。誰かがすでにロシアへ何かを送っていたら、話は終わっていない
  • アド砂漠:ディスクがあったのは、第1シーズンで薫がラクダから落ちて姿を消した、あの砂漠の洞窟だった
  • 長野専務:薫を大切にするよう話していた。別班の幹部が、なぜ薫の話をするのか
  • ブルーウォーカー:太田は最終回でどこへ行ったのか

いちばん大きいのは、薫だと思っています。薫が黒幕だった!?|最終回の違和感と最初の砂漠にまとめました。

まとめ

  • 野崎は生きていた。リュウは殺さず、銃を渡していた
  • 野崎とリュウの作戦は5年前から。第16話で現れたのはチョウではなくリュウだった
  • 胡と中央特務局、ロシアの諜報員という新しい敵の影が出てきた
  • 核融合のディスクは、薫が最初に姿を消したアド砂漠の洞窟にあった
  • ジャミーンは初めて野崎に笑った
  • ラストで薫の新たな顔がのぞき、映画は12月4日公開。キーワードは「違和感」

映画の前に見返すなら、第1シーズンと第2シーズンを通して見られるのはU-NEXTだけです。第1シーズンだけなら、NetflixやAmazonプライム・ビデオでも見放題です。

VIVANT2 考察シリーズ

← 第23話考察|エリシャのディスクと薫の決断

映画化決定|12月4日公開と「違和感」の正体

野崎は生きていた|リュウが撃った本当の理由

リュウは味方だった|5年前から野崎と組んでいた

VIVANT2 関連記事 まとめ

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