ポイ活の記事を読んでいると、当たり前のように「ポイントサイトを経由する」という言葉が出てきます。
これが何を指していて、なぜ得になるのか。仕組みが分からないままだと、たぶん一生やりません。逆に一度分かると、何かを申し込むたびに「先に経由したか」を考えるようになります。僕がそうでした。
この記事では、その仕組みと手順、そして経由したつもりでポイントが付かなかった、という失敗の原因までを整理します。
「経由する」とは何か
目的のサイトに行く前に、ポイントサイトを一度挟むことです。
楽天カードを作る場合で比べると、こうなります。
| やり方 | 流れ | もらえるもの |
|---|---|---|
| 普通に申し込む | 楽天カードの公式サイト → 申し込み | 公式の入会特典 |
| 経由して申し込む | ポイントサイト → 楽天カードの案件 → そこのリンクから公式へ → 申し込み | 公式の入会特典+ポイントサイトのポイント |
申込先も、審査も、カードの中身も同じです。違うのは「どこを通って公式サイトに来たか」だけで、それだけでポイントが上乗せされます。
なぜポイントがもらえるのか
何もしていないのにポイントがもらえる、と聞くと身構えると思います。仕組みは単純です。
企業は新しいお客さんを集めるために広告費を払っています。テレビCMもネット広告も、全部そのお金です。
ポイントサイトは、その広告を載せている媒体の一つです。企業は「このサイトから申し込んだ人が出たら、いくら払う」という形で広告費を払い、ポイントサイトはその一部を、申し込んだ人にポイントとして返しています。
つまり、受け取っているのは企業の広告費の分け前です。利用者が追加で払うお金はありませんし、申し込んだサービスの中身も変わりません。
どれくらい違うのか
楽天カードの例で、2026年8月に調べたときの数字です。
| 申し込み方 | 公式の入会特典に上乗せされた分 |
|---|---|
| 公式から直接 | なし |
| ハピタス経由 | 10,700円分 |
| モッピー経由 | 10,000円分 |
同じカードを同じように申し込んで、1万円ほど変わります。
もう一つ分かるのは、サイトによって金額が違うことです。このときはハピタスが700円分高かった。ただ、これは月ごとに入れ替わります。だから「どちらか1つに登録すれば十分」とはなりません(理由は後で書きます)。
金額は時期によってかなり動くので、申し込む前にその日の額を見てください。
経由する手順
慣れれば1分かかりません。
1. ポイントサイトにログインする
ログインしていないと、経由したことが記録されません。最初に確かめるのはここです。
2. 目的のサービスを検索して、条件を読む
サイト内の検索窓に「楽天カード」のようにサービス名を入れます。案件が出たら、金額と一緒に条件を読みます。
「カードの発行だけで対象」なのか「発行後に1回使うと対象」なのかで、やることが変わります。
3. 案件ページのボタンから公式サイトへ移動する
「ポイントを貯める」のようなボタンを押すと、公式サイトに移ります。このリンクを踏むことが「経由する」の中身です。
4. そのまま申し込みを終える
移った先で、いつも通り申し込みます。途中で別のサイトを開いたり、検索し直して入り直したりはしません。
数日から数か月後に、ポイントサイトの通帳(ポイントの履歴)に記録されます。
ポイントが付かない原因6つ
いちばん多い失敗は、経由したつもりで記録が残っていないことです。よくある原因を並べます。細かい条件はポイントサイトや案件ごとに違うので、最後は案件ページの注意事項で確かめてください。
1. 経由したあと、別の経路で入り直した
ポイントサイトから公式に移ったあと、そのページを閉じて、改めて検索から公式サイトに入って申し込む。これだと経由の記録が上書きされることがあります。移った先で、そのまま終わらせるのが確実です。
2. 複数のポイントサイトを続けて踏んだ
「モッピーも踏んで、ハピタスも踏んでおこう」は逆効果です。最後に踏んだものだけが有効になり、それより前は無効になるのが普通です。先に金額を比べて、踏むのは1つだけにします。
3. Cookieを消した、またはブロックしている
経由の記録は、ブラウザのCookieという仕組みで残っています。申し込みが終わる前にCookieを消したり、ブラウザの設定で強くブロックしていたりすると、記録が消えることがあります。広告ブロッカーを入れている人は、申し込みの間だけ止めておくと安全です。
4. ブラウザで経由して、アプリで申し込んだ
ポイントサイトはブラウザで開いたのに、申し込みは公式アプリで済ませた。この形も記録が途切れることがあります。同じブラウザの中で最後まで終わらせます。
5. 時間を空けすぎた
経由の記録には有効期限があります。その日のうちに申し込みまで終わらせるのが安全です。
6. 条件を満たしていなかった
「発行だけでは対象外で、1回の利用が必要」のような条件を見落としていた、という失敗です。手順2で条件を読むのは、このためです。
どのサイトが一番高いか調べる方法
同じ案件でも、ポイントサイトによって金額が違います。毎回いくつものサイトを開いて比べるのは手間なので、比較サイトを使うのが早いです。
「どこ得?」のようなサイトで案件名を入れると、ポイントサイトごとの金額が一覧で出ます。
比較サイトを紹介しても、僕には1円も入りません。それでも書くのは、これを使うのが読む人にとって一番得だからです。調べた結果、僕が紹介していないサイトのほうが高ければ、そちらを使ってください。
結局、どこに登録すればいいのか
比較サイトで調べるにしても、経由するにはポイントサイトに登録しておく必要があります。
僕はモッピーとハピタスの2つを使っています。
- モッピー:クレジットカード・証券口座・銀行口座のような金融の案件が多い
- ハピタス:ネットショッピングの案件が多い
両方に登録しておく理由は、上の楽天カードの例そのものです。案件によって、時期によって、高いほうが入れ替わります。
モッピー
入会した月の翌々月末までに、広告利用で5,000P以上ためると付与。クレジットカードを1枚作れば届くことが多い額です。
スマホは、LINEなどのアプリの中ではなく、SafariやChromeで開いて登録してください。
ハピタス
広告利用3,000pt以上で1,000pt、5,000pt以上でさらに400pt など、条件ごとに加算されて最大2,300pt(iPhoneだけの300ptを含む)。
紹介コードの入力期限は登録後48時間以内。登録時に一緒に入力するのが安全です。
※特典額・条件は2026年10月に公式サイトで確かめたものです。最新の条件は各公式サイトでご確認ください。
2つの違いと、登録するときにもらえる特典は、別の記事で比べています。
まとめ
- 「経由する」は、目的のサイトに行く前にポイントサイトを一度挟むこと
- もらえるのは、企業が払う広告費の分け前。利用者の負担はない
- 楽天カードの例(2026年8月)では、経由するだけで1万円ほど違った
- 手順は、ログイン → 検索して条件を読む → ボタンから公式へ → そのまま申し込み
- 付かない原因で多いのは、入り直しと、複数のサイトの重ね踏み
- 金額はサイトごと・時期ごとに違うので、比べてから1つだけ踏む
一度覚えてしまえば、あとは申し込みの前に「先に経由したか」を思い出すだけです。日常の行動はそのままで、期待値だけが上がる数少ない仕組みだと思っています。


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