2025年9月初旬、大学生2人でバンコクへ4泊5日の旅に出た。詐欺に遭い、バスを逃し、2時間もの渋滞に巻き込まれ、さらには腹を壊すといったハプニング続きだった。それでも終わってみれば、すべてが良き人生経験となり、「また行きたい」と思えるほど楽しい旅だった。
AIやホームページには無いリアルな大学生の旅の体験談と役立つ実用情報を私たちの旅の記録を辿りながら、伝えていく。
要約・結論
忙しい人の為に、読者が知りたいであろう情報[観光モデルコース・お金及び移動手段・準備及び反省点]を3つにまとめて述べる。
1,観光モデルコース
バンコクメインの宿で4泊5日の内、メインで行動する3日間は
- 「3大寺院巡り+チャットチャック市場(主に*土日限定*)+カオサン通り」
- 「アユタヤ観光+宿周辺の徒歩巡りなど」
- 「都市部のショッピング観光+有名料理店(ピンク・緑のカオマンガイ等)+アジアティーク+ナイトクルーズ」
の3パターンがおすすめである。1日の中核をなすのは赤マーカーで、黄色マーカーは自身の宿からの距離やルートによって入れ替えても良いだろう。
私たちは上記の内容で結果的に回ることになったのだが、後から思えば完璧に近いスケジュールだったと思う。
2,お金と移動手段について
懸念事項の大きなウェイトを占めるお金について。概算で
「自宅から空港まで往復5千」+「飛行機往復6万」+「ホテル6千」+「食費・交通費・観光費2万5千」+「その他(お土産など)5千」でおおよそ10万円かかった。
特に痛かったのは意外と寺院巡りでの入場料が高かったことだ。ちなみにナイトクルーズはビュッフェと演奏付で5千円程度であり、これが観光費の最大の出費だ。
そして移動手段は安い順に「バス」、「鉄道」、「値下げ交渉成功時のトゥクトゥク」、「Grabでのタクシー」、「ボッタくりのトゥクトゥク(つまり普通のトゥクトゥク)」というのが私の体感だ。ちなみにバスでは現金バーツでの支払いだった。
バスと鉄道は距離に対してのコスパを考えれば鉄道の方が安くなるし速いので、最安を狙うのならば、ホテルから「バスで駅まで移動して鉄道で目的地へ」というのが理想だろう。とにかく楽して、タイムパフォーマンスを良くしたいなら全部Grabでタクシーを取るのが良い。
間を取って、荷物の重い空港からの行き帰りや夜遅くなった時にはGrabを用いて、それ以外をバスや鉄道がベストだろう。
旅行の反省点と準備すべきだったこと
基本日本での電話番号が使えなくなるので、
・Grabや便利なアプリはクレカ登録含めて絶対に日本でやっておけ
・日本のコンセントでも使えるというネット情報があるが全然変換アダプタ必要だった
・辛さにおいて真に覚悟を決めるべき食べ物はカップラーメンだ
ざっっっくりと伝えたいことはこんなところだ。それでは私たちの旅行の体験記に移ろう!
1日目:バンコク到着
飛行機遅延
旅はいつもトラブルから始まる。
朝4時に起きて、ベット横に置いた昨日の水を一杯飲む。不思議と眠くない。荷物の最終確認と何となく部屋を整理してから家を出る。まだ町が動き始める前の独特な空気を吸い込みながら始発の電車に乗る。あの水飲まなかった方が良かったかもなぁとぼんやり思いながら成田空港第2ターミナルへと向かう。
4日前、ようやく乗り換え案内を開いて検索すると、京成上野駅から予約してスカイライナーに乗らないといけないらしく、社会不適合な自分はそっと画面を閉じた。何とか予約をし、上野駅から京成上野駅まで道のり大丈夫かな~と思いながらもなんとかなるっしょと放置していた。
さぁ今、ここはどこだろうか?
右に行けば科博に行ける事が分かる。あっちが上野動物園で西洋美術館もそっち側にありそうだ。ベンチがあるのに外国人の集団が、なぜか地べたに座っている。いっそのこと彼らに聞いてみても良いかもしれない。日本の畳文化に慣れ過ぎて床に座る外国人と意思疎通取れなければ、トゥクトゥクの人たちと会話が出来ないかもしれない。
そう思ったのは実際10秒くらい。
確かに駅構内でやや迷ったが、外に出てからは文明の利器GoogleMapがある。方向と道を確認してから景色を楽しみ歩く。

全身白のアルビノの鳩珍しい~と横目に見ながらも無事に駅にたどり着くことが出来た。おおよそ15分あれば超余裕で行ける距離だ。そう言えば全身白の平和の象徴は悠々とベンチに陣取っていた気がする。
スカイライナーの席では爆裂にデカいキャリーケースを操るきゃりーぱみゅぱみゅみたいなギャルが隣だった。僕の荷物は少なかったので窓側へ向けて足を組むことで、きゃりーのスペースを作ってあげる。僕の領域を狭め、領域展開を促すことによって彼女の暗殺特化型の爪による死亡を回避することが出来ると踏んだ。きゃりーギャルは優しかったので大きく領域を侵害する事は無かった。
駅に着くと、長時間組んでいたことにより壊死した足のせいで小鹿の様にややカクツキながらホームを降りることになる。
無事に成田第2ターミナルに到着。大きな流れにある程度身を任せていたらそれっぽい場所にたどり着けた。他校の文化祭で適当に人の流れに沿って歩いていたらトイレまで連れていかれた経験から警戒はしていたものの、無事に目的地へ行くことが出来たので一安心。
チェックインカウンターN
次なる関門は、タイエアアジアの受付はどこなのかという事。地味にこれが厄介!
目的は”N”のカウンターだったのだが、見上げて探すと”M”の次が”O”が見え、”N”が存在しない。
さながらハリーポッターの9と4分の3番線の様なワクワク感だったが、冷静に近くに来れば”M”と”O”の間の国際線出発場とは反対の場所に陣取ってあった。
ちなみに行き方についてはこの方の記事が詳しく解説しているので参考にして見て下さい。

地図で言うならば下に示す様な位置にあるよ!!

オンラインチェックインしようにも時間が過ぎてしまったので無理。対面でチェックインを行い、荷物の重さチェックを行って手荷物で乗り込むことに。
無事チェックインを終え、一息ついていると、なんと飛行機が2時間近く遅延しているみたい。現地で友人と待ち合わせていたので大ピンチ!しかも友人は関空から出発で元々自分より早く着く予定という状況でもあった。かなり友達を待たせてしまうと思い、ネットで到着時間を見てみると、驚くことに10分位しか遅れていなかった。なんか調べると、飛行速度や他の便との兼ね合いで時間の調整がされるみたいで思ったよりかはダメージが少なそう。
それでも空港ではかなり待つので、空港を探検する事に。お腹が減っていたので地下のレストランへ向かい、値段に倒され引き返し、マツキヨで軽食を買い、免税に驚いたりしていた。

飛行機に乗ってからは、「日本人、意外と少ないなぁ」と思ったり、「椅子がやっぱり狭いな」とか、「でも意外と柔らかいかも」と思いながら、ダウンロードしたタイのVlog系のコンテンツを見たり、脳内物語を展開したり、爆睡したりして過ごしていた。

ハッピーリッチの行き方

空港に着いてから、友人と合流した。飛行機の揺れでやや気持ち悪くなっていたがそれ以外体調良好の最高のコンディション。喉が渇いていたのでセブンイレブンで飲み物を購入。腹が減っては戦が出来ぬと、空港でラーメンを食らいながら今後の作戦会議を練る。レートがましな両替所へ行き、現金を崩す。ハッピーリッチなる換金所だったが立地はアンハッピーな場所にあり、たどり着くのが難しい初心者殺しであった。

ちなみに空港周辺で優良なレートの両替所は以下の方の記事を参考にすると良いかもです。丁寧に行き方も書かれています。
バンコクのおすすめ両替所まとめ!市内&空港で高レート両替できる場所を徹底紹介 | タイ一択 https://runbkk.net/bangkok-exchange/
私の記事でも簡潔に道順を示してみます。アマリエアポートホテルへ続く連絡歩道橋を渡ってアクセスする手順です。
①:まず飛行機降りますね。ドンムアン空港の1階到着ロビーの5番出口横にある、アマリドンムアンエアポートホテルへ上がるエレベーターで2階へ上がります。


②:エレベーターで2階に上がった後、廊下の部分をまっすぐ進みます

③:そのままどんどん進むと見えてくる、EXITの扉を出ます。

④:そうして高架下みたいな、なんだか怪しそうな道をそのまままっすぐ進んでからすぐの手前の階段ではなくて奥の階段を降ります(GoogleMapで確認しながらだと良いかも!)


⑤:そしたら目的の青と黄色の建物が見え、到着です!
GoogleMapのリンクを貼っておきます↓↓
大雨到来 これがタイの雨季か⁉
僕らは1万円ほど両替をした後、ホテルまではタクシーで行こうとのことでgrabを利用して手配する事に。めっちゃ便利じゃんと感じながら友人と喋っていると、辺りは大雨に。

道すべてが冠水するレベルでの大雨でこれが雨季か、、観光中にあったらやだなぁと思いつつもホテルに到着するのでした。
ナンダ ヘリテージホテル

4日目に撮った写真↑↑
僕らが泊ったホテルはバンコクのナンダヘリテージという宿で!プールとジムが付いている素敵なホテル!
場所はカオサン通りやワットプラケオ寺院の近くかつ、バスに乗れば市街地や有名市場に行ける良い位置です!一応GoogleMapのリンクを貼っておきます!
僕らはまず荷解きをし、一息ついてからプールへ入ることを決意。コンセントが日本非対応の物だと分かったので、どこかで買おうかと思ったが一旦ホテルのフロントに聞いてみることに。すると無料で貸し出してくれるらしく、買わずに済みました。
プールやジムについても軽く説明を受けていざ、筋トレ&ダイブ。ジムに入ると、ハネムーンで世界を旅している方に出会う。彼と会話しながらも、僕はちゃんとした筋トレ器具をほぼ初めて利用する。マッチョな友人に教えられながら雰囲気を体験。もっと筋力よりも英語力を高めたいと思える出来事だった。
~極寒プールダイブ~

その後はゴーグルをつけてプールに入り、軽く泳ぐことに。だが雨が降っていたこともあり想像の5倍寒く、即効撤退。旅行初日に風邪ひくのは御免だ。水圧よわよわのシャワーを浴び、すぐ近くのコンビニに寄り、少量のお酒とお菓子を購入。もちろんタイにしか売ってなさそうなもので。
さぁいざ、夕食へ!
地元の★4.9の料理店へ
ナンダヘリテージホテルから徒歩5分のレビュー★4.9の料理店へ向かう。
そのお店の名前はこれ”ร้านเจ๊นา และชินา วิสุทธิกษัตริย์”
はい、分かりません。翻訳してみると「ジェーナさんの店とシナ・ウィスットキット」だそう。
うん翻訳しても分からん。食べてみても別にシナ、、China、、中華料理でもないし、ウィスットキット、、ウィスキーでもない。
とりあえず、「ジェーナさんの店」としておく。
店の位置はここです↓
この店には鬼滅の刃のキャラやドラゴンボールなどの日本のアニメキャラが飾られていたのでとても親近感が沸きます。おすすめを聞いたり、会話をしたりと割とフレンドリーな感じがするも言語があまり通じないのでちょっとした不安感は拭えない。食器などは、店主が見ていない隙に手持ちの除菌シートで拭いてから私は使用しちゃっています。水も勿論警戒。
ちなみにテーブルの水は購入が必要な水だよ。

食べたのはガパオライス。とても美味しく、もしまた同じホテルに泊まっても行きたいお店だ。お店に正真正銘のヤクルトが売ってあったので買うことに。セブンに売っているヤクルトはモドキであって本物ではなかったので、ここで買えたのはラッキーかも!ホテルに戻り、軽く晩酌してから早めに就寝!長めの旅行時は序盤の睡眠は重要☆
2日目以降の続きも順次書いていきます!!ちょっと今回は「である調」と説明のところは「ですます調」で書いてみたけど今後はなるべく飽きにくく、読みやすいように適所に混ぜて書いていきたいと思う!
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