横国 転EPについて ~情報工と電情~

初めに

まず、この記事は横国(横浜国立大学)の受験において、EPを選択する際に参考になればと思って書いたものです。

特に人工知能をメインに学びたい人も近年増えてきていると思ったのでそこにフォーカスしたいと思います。

理工学部の数物電子情報系学科を受けるときにはEPという専攻を決めないといけません。そこでは数理科学、物理工学、電子情報システム、情報工学の4つのEPから選ばなくてはなりません。受験生として悩む人もいるのではないでしょうか。

今では理系の多くが院へ行くと思います。故に自分のやりたいの事のある研究室を見つけたり、カリキュラムを見て決めることがおすすめです。けれども情報工学と電子情報システムではやる事は似ているのに入試の難易度は情報工の方が難しくて受かりたい欲と自分の求める分野との狭間で悩むことがあると思います。

そこでEPを選ぶ時の参考になれば良いと思って記事を書きました。

各EPの違い

ここでは主に電情と情報工の違いについて触れたいと思います。

人口知能やVRを学習する機会が多いのが情報工です。

電子情報システムでもこれらの学問は学ぶことが出来ますが他にも電磁気等の他分野を学ばなくてはならず課題に追われます。EPとしての忙しさは電情の方が忙しいです。

よく言えば、幅広く学べるのが電情。人工知能等をより学べ、電子回路や電磁気を学ぶ必要のない学部が情報工です。

ちなみに数理科学は数学要素の強いEPで物理工学は物理系のEPですがどちらもプログラミングは学習し、授業の選択によってはAIについて学ぶことが出来ます。

数理科学の方が実験が少ないため忙しさで言ったら楽でしょう。

転EPにおいて

本題ですが、受験のルートして他のEPに入ってから情報工に転EPすることは可能です。

情報工を第一志望のEP、第二志望を電情にするも落ちてしまった人や情報工に挑戦するリスクを考慮して電情と物理工学を選ぶようなパターンもあると思います。

ここで注意なのは数理科学から情報工に転EPすることは、かなり特殊な履修の組み方をしないと留年ありきの選択になりかねません。というのも実験が無いからです。情報工はフル単できるポテンシャルならば割と余裕のあるカリキュラムなので物理工学や電情から転EPしても頑張れば留年しないと思います。

ですが数理科学では少し別種なのでたぶん初めから転EPに賭けて取ることのできる情報工の授業を取っておくという様な変態的な履修の組み方でないと確定で留年します。

また物理工学でもそのまま変わらず進級できる余地を残しながらの履修だと転EP出来ても少し大変になると思います。

電情の場合は情報工と被る授業も多いためそこまで問題にはなりません。

そのため、本当は情報工に行きたいけど横国には入りたいから保険として第二志望は電情より入り易そうなEPにしようというのは後々が厳しいでしょう。

転EP出来るのは1年時から2年時のみです。(留学や病気などの事情を除く)

ちなみに転EPのGPA基準は4.0(横国は4.5がMax)は欲しいところです。2023年度では3.85以上の人が転EP出来ていませんでした。

終わりに

何か聞きたいことがあればお尋ねください。また新たに記事にしたいと思います。

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